この記事では、マレーシアで買える粉ミルクや、授乳時に使用するアイテムをご紹介していきます。
それぞれのアイテムについての感想「出産前に買ったけど、実際使わなかった」や「あらかじめ買っておいて、入院時に持っていくべきだった」なども一緒に記載していますので、今後マレーシアで出産される方の参考になれば幸いです。
※商品の購入価格は、2019年8月±1~2ヶ月のものとなります。
マレーシアで買える粉ミルクと周辺グッズ
まずはじめに、我が家で使用している粉ミルク3種類と、粉ミルクをあげる際に使うアイテム5つをご紹介していきます。
粉ミルク3種類
SNOW NEO BABY Step1

価格:900g入りでRM90弱
SNOWは、雪印乳業の海外向けブランドということで、Made in Japanの安心感から購入を決めました。
粉ミルクは産後すぐに必要になると思ったため、産前に1缶分買ったのですが、産後に息子にアレルギーの可能性があることがわかったため、こちらはしばらく使用しませんでした。
病院では、あとで紹介するアレルギー持ちの赤ちゃん用の粉ミルクを使ってもらっており、退院時には同じ種類のミルクを1缶用意してもらえたので、粉ミルクは出産前に焦って買う必要はなかったです。

Nestle NANHA 1

価格:800g入りで約RM115
こちらが、病院で使用していたアレルギー持ちの赤ちゃんに推奨されているネスレの粉ミルクです。SNOWのものより値段はお高めで、800g入りの缶で約RM115。800g入り以外に、400g入りの缶もありました。
粉ミルクの消費スピードは、粉ミルク率高めの混合育児×生後1ヶ月で、800gを1~2週間で使い切ってしまうペースです。
日本では、粉ミルクはドラッグストアで買うというイメージがありましたが、こちらのドラッグストア(GuardianやWatosons)では粉ミルクを見つけることが出来ませんでした。
ちなみに、私が出産をしたグレンイーグルス病院では、病院のナサリーで使っている銘柄のミルクであれば、病院内のPharmacyでも購入することができました。
明治 ほほえみ らくらくキューブ

価格:27g×16袋入りで約1700円
お出かけ時には、こちらのキューブタイプのミルクを使用しています。マレーシアでは売られていないので、家族が来馬する際に日本から買ってきてもらいました。
このキューブタイプのミルクがないときは、粉ミルクを計量してラップに包んだり、小分けにできる以下の写真ようなケースを使って、粉ミルクを持ち歩いています。

こちらのケースはお祝いでいただきましたが、ベビーグッズショップやMr. DIYで似ている商品が売られているのを見かけたことがあります。
【余談】粉ミルクを作る際の水
話は逸れますが、粉ミルクを作る際、我が家では毎回ペットボトルの水を使用しています。

マレーシアで売られている水は大きく分けて2種類あり、1つはミネラルウォーター、もう1つはドリンキングウォーターです。
マレーシアのミネラルウォーターの多くは、カルシウムとマグネシウムの含有量の多い硬水であり、硬水は赤ちゃんの未発達な肝臓にかける負担が大きいため、粉ミルクの調合には適さないとされています。
そこで、もう一方のドリンキングウォーターについて調べたところ、ドリンキングウォーターとは「水道水をフィルターでろ過して蒸留させた水」のことで、マレーシアの水道水は硬度が65程度の軟水らしいということがわかり、我が家では粉ミルクの調合に市販のドリンキングウォーターを使用することにしました。
▼参考サイト(英語ソース、若干古めのデータです)
Malaysia water, Hard Water, Soft water, NSF 42, NSF 53, NSF …
粉ミルク周辺グッズ4つ
さて、話が逸れましたが、続いては粉ミルクをあげる際に使っているアイテム4つを紹介していきたいと思います。
ピジョン 母乳実感 New Born

価格:RM30
マレーシアでは、プラスチック製の哺乳瓶が一般的で、どのベビー用品店でもガラス製の哺乳瓶は品薄のようでした。
我が家では、数あるプラスチック製哺乳瓶の中から、口コミ評価が高かったピジョンの母乳実感(160ml)を1本購入しました。
授乳と授乳の間は2〜4時間ほど時間が空くので、1本だけでも乗り切れますが、外出時用にもう1本あると安心かと思います。
なお、病院のナサリーでは哺乳瓶を使用しておらず(←おそらく赤ちゃんが 直母に慣れる前に哺乳瓶を使用して、母乳が吸えなくなるのを防ぐため)、以下の写真のようなカップでミルクをあげていました。

※このカップは退院時に一つもらえます(恐らく料金は入院代の請求に含まれています)。
哺乳瓶消毒グッズ

価格:RM49.90
育児ブログ等で、哺乳瓶の消毒はレンジでチンするタイプが楽ということを知り、Lazadaで似たようなものを探して購入しました。
しかし、いざ使おうとしたところ、我が家のシャープ製電子レンジにはサイズが合わず、使用を断念。
勿体無いので、こちらの商品は消毒後の哺乳瓶置き場として使用し、消毒はIKEAの大きめタッパーに少量の水を入れて、5分程度チンというやり方にしています。
▼やり方はこちらの記事で紹介されています。
哺乳瓶用洗剤

価格:約RM10
哺乳瓶やおしゃぶりを洗う際には、専用の洗剤を使用するようにしています。赤ちゃんの口に入ってしまっても安心な優しい成分で作られているようです。
哺乳瓶用スポンジ

価格:RM5.90
細長い哺乳瓶の底までしっかり洗うために、肢のついたボトル用スポンジを購入しました。DAISOは種類も豊富だったので、おすすめです。使用頻度が高いので、1ヶ月程度でボロボロになりました。
母乳育児サポートグッズ4つ
ここまでは粉ミルクを上げる際に使っている商品をご紹介してきましたが、続いては、母乳育児用に購入したアイテムを4つ、ご紹介していきます。
Medela 乳頭保護器(ニップルシールド)16mm

価格:約RM90
乳頭保護器は、赤ちゃんがお乳を吸いやすくするために、もしくは、乳首に傷がついてしまった場合でも直接授乳をするために使うシリコン製の乳首です。
私は産後の母乳トレーニングで初めてその存在を知り、助産師さんから「あなた用意してないの?!」と言われ、病院のファーマシーで購入するよう促されました。

なお、1ヶ月ほどで素材がペラペラして使いづらくなってしまったため、ピジョンの乳頭保護器も購入して試してみたのですが、そちらは吸引時にやや痛みがあり、個人的にはMedelaのものの方が好みでした。
Medela 乳頭保護クリーム

価格:RM31.90
出産前から、「授乳をすると乳首に傷がついて激痛が走るという話を耳にしていたので、産前にMedelaの乳頭保護クリームを購入しておきました。ランシノーなど、他の商品とも迷いましたが、クリームをつけた後、そのまま赤ちゃんがくわえても大丈夫な点が決め手となり、購入を決めました。
しかし、乳頭保護器を使っているからか、今の所乳首に傷がついたことや強い痛みを感じたことがなく、一度も使用していません。
PHILIPS 搾乳機(手動)

価格:RM203
こちらも、産後の母乳トレーニングの際に、ドクターや助産師さんから勧められ、入院中に母に購入してきてもらいました。
手動と電動がありましたが、「本当に母乳が出るのか(※私の場合、産後3日目まで母乳が出ませんでした)」や「どのくらいの期間使うものなのか」がわからなかったため、出費は最小限に抑えるべく、手動のものを購入しました。
電動のものの方が楽、という声もありますが、日に2〜3回しか使わないものなので、費用対効果を考えると手動で十分だったと思っています。
また、こちらの搾乳機は、哺乳瓶としても使えるのも便利で、お得感がありました。
入院中の暇な時に、搾乳機を使って乳首を刺激することで、母乳が出やすくなるので、産前に購入して出産時に持参するのがオススメです。
母乳パッド

価格:36枚入り×2箱でRM28
母乳育児を初めてしばらくは、赤ちゃんに母乳をあげている時間以外も母乳が湧き出ている状態なので、下着を汚さないために母乳パッドをあてます。
母乳パッドは、スーパーなどでは売られていないので、ベビーグッズショップに行くタイミングでまとめ買いをしていました。
ちなみに、授乳を初めてしばらく経つと、母乳が受注生産方式(=乳首を吸われてからミルクを作り始める)に変わって、母乳パッドが必要なくなるので、まとめ買いする際は注意が必要です。
個人差はあると思いますが、私の場合は産後1ヶ月ほどで母乳パッドが必要なくなりました。
おわりに
この記事では、マレーシアで買える粉ミルクや授乳時に使用するアイテムを、購入場所や価格とともにご紹介してきました。
もし不明な点や、皆さんのおすすめグッズなどありましたら、コメント欄にてお知らせいただけると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
海外出産ブログランキングにも参加中なので、もし記事が参考になりましたら、クリックで応援の程よろしくお願いします!