先日、生後3ヶ月になる子供を連れてインドネシアのバリ島に旅行に行ってきました。
この記事では、旅の記録と共に、旅行時に気をつけたことや、赤ちゃん連れの方にもおすすめなスポットなどをまとめています。
バリ旅行で注意が必要な水‧蚊対策にも触れているので、これからバリ島を旅行される方の参考になれば幸いです。
フライト情報
今回飛行機は、マリンドエアを利用しました。
(我が家はマレーシア在住のため、クアラルンプール発着です。)
飛行時間は約3時間。チケットの料金は3人で約RM1,500(日本円で4万円弱)でした。
▼詳しくは、別記事で赤ちゃん連れでのマリンドエアの搭乗レビューをご紹介しているので、これから利用される方は、あわせてご覧いただければと思います。
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バリ島の治安

続いてバリ島の治安についても、簡単にご紹介します。
外務省の発表する海外安全情報では、バリ島は危険レベル「レベル1:十分注意してください」となっています。
残念ながら他の東南アジアの国々同様、置き引きやスリ等の軽犯罪に遭うリスクは日本よりも高いです。
特に赤ちゃんを連れていると、荷物から目を離してしまう機会も増えると思うので、貴重品は必要最低限にし、ウエストバッグなどをつかって肌身離さず携帯するのが良いかと思います。
また、クレジットカードのスキミング被害も頻発していますので、街中のATMは使用しないのが得策です。ATMに鏡がついていて、パスワードを盗み見られることがあるようです。
水対策

バリでお腹を壊す原因の大部分は水にあるといっても過言ではありません。
水道水を飲まないのはもちろんのこと、屋台の食事や道端で売られているフルーツ、ジュース用の氷などは不衛生な水を含む場合があるので、お腹の弱い方やお子さんにはおすすめしません。
また、飲み水以外にも水の危険はあり、プールの水を飲んでお腹を壊して旅行を棒に振った友人もいますので、お気をつけ下さい。
ちなみに、バリで粉ミルクを調乳する際には、プリスティンという種類のミネラルウォーターの使用がおすすめです。
プリスティンは硬度70~90mg/Lの軟水で、日本のメーカーが生産に携わっているというのも安心です。

なお、哺乳瓶の消毒は、持参したスポンジ+洗剤+水道水で洗った後、1.5Lのミネラルウォーターのペットボトルに消毒用の粉末0.5袋分を入れたものをジップロックに入れ、そこに哺乳瓶を1時間以上つけるやり方で行いました。

蚊対策

水対策とともに特に力をいれたのが蚊の対策です。2019年は世界的にデング熱が大流行しているので、絶対に蚊に刺されないよう、万全の対策を行いました。
使ったのは、スプレータイプの虫除け、シールタイプの虫除け、着るタイプの虫除けの3つ(併用)です。

毎朝、肌が出ている部分+服の上からもスプレーをし、ズボンの裾やトップスの首元などにシールを貼って、対策をしました。
着るタイプの虫除けは子供用(100cmを購入)で、息子にはまだ大きめでしたが、屋外にいる時間が長い時などに、おくるみ代わりにかけて、使用をしていました。
これらの対策のおかげで、家族3人とも一度も蚊に刺されることなく、二泊三日の旅行を終えることが出来ました。
子連れバリ旅行のおすすめスポット
最後に、今回のバリ旅行で訪れた場所の中から、赤ちゃん連れでも楽しめ、快適に過ごすことのできたスポットを5つご紹介します。
※コロナの影響で、店舗の営業に影響が出ている可能性があります。訪問に際しては、各店舗のHPやソーシャルメディア、Googleマップなどで最新の情報をご確認ください。
AZUL Beach Club
はじめにご紹介するのは、クタ‧レギャンエリアにあるAZUL Beach Club(アズールビーチクラブ)です。バリ島に到着してすぐ、遅めのランチを食べに訪れましたが、写真映えする竹建築の建物と、眼下に広がるビーチに一気にリゾート気分が上がりました。


▼料理もボリューミーで、味も安っぽくなく、満足度高めです。

お値段は、夫婦2人でそれぞれ食事とドリンク(ノンアルコール)を頼んで、2,500円ほどでした。
なお、ビーチクラブは、名前に「クラブ」とついていていますが、実態はビーチサイドにあるプール付きのおしゃれなレストラン‧バーのようなもので、基本的には子供も入ることが出来ます。

また、オーシャンビューの席などはミニマムチャージあり(IDR500,000など)の場合があるので、席選びの際に要確認となります。
Cafe Wayan and Bakery
1日目の夜にウブドエリアに移動し、夕飯はCafe Wayan and Bakery(カフェワヤンアンドベーカリー)でインドネシア料理を食べました。
半屋外のバリ風建築の建物の中に、全席キャンドルが灯っていて、とても雰囲気が良かったです。

通された席は、海外では珍しい座敷+座布団スタイルの席だっため、大人がご飯を食べている間、子供は座布団を並べて寝かせておくことができました。
料理は、ナシチャンプル(ミックスライス)、サテ(焼き鳥)、ソトアヤム(チキンスープ)などの定番インドネシア料理をお手頃価格でいただくことが出来ました。

なお、開放的なレストランのため、蚊がいないか不安でしたが、各席に蚊取り線香が置いてあり(素晴らしいサービス!)、蚊は見かけませんでした。
Rock Bar
続いてご紹介するのは、AYANA Resort Hotel内にあるRock Bar(ロックバー)です。

Rock Barは、バリ島西部のウルワトゥエリアの断崖絶壁に建てられたバーで、ここから見るサンセットはとても幻想的で、見る人を虜にします。


今回、赤ちゃんを長い時間太陽の下に起きたくなかったため、日の入り時刻ちょうどに現地に到着し、1時間弱滞在しましたが、バリのサンセットは日没後が綺麗なので、十分に楽しむことができました。
バーではありますが、子連れのお客さんもいて、今回我々は子連れだったために、広いソファー席に案内してもらうことができました。
Sister Fields
続いてご紹介するSister Fieldsは、おしゃれな雑貨やアパレルショップが立ち並ぶスミニャックエリアにあるカフェです。
インスタグラムでバリのスイーツを検索していた際に見つけ、カフェ利用で訪問してみました。

日曜日の3時頃にお店に到着しましたが、店内はほぼ満席。インドネシア人、白人、アジア系など、様々な人種のお客さんで賑わっていました。
今回私はパンケーキをオーダーしましたが、トッピングのラズベリーのソルベ‧生クリーム‧ピスタチオの組み合わせが絶妙で、とても美味しかったです。

なお、こちらのお店もソファー席が多いので、食事中、子供を寝かせておくことが出来ました。
The Apurva Kempinski Bali
最後に、今回宿泊したホテルをご紹介します。
The Apurva Kempinski Bali は、今年の2月にプレオープンしたばかりの5つ星リゾートホテルです(グランドオープンは2020年3月予定)。
政府によって開発されたリゾートエリアのヌサドゥアに位置し、ホテルの庭は宿泊者だけが入れるプライベートビーチに繋がっています。
▼ヌサドゥアは、バリ島東部にあるので、海に浮かぶ朝焼けを拝むことができました。

普段、ホテルには全くと言っていいほどこだわりのない私達家族ですが、知人がこちらのホテルをゴリ押ししていたことと、プレオープン中の今だけかなりお得な値段で泊まれるという噂を聞き、思い切って宿泊してみました。
結果、大正解!

▼完成まで7年を要したという建物は、「圧巻!」の一言。



▼ロビーは、14世紀に繁栄したマジャパヒト王朝の王宮をイメージしているそう

▼厳かな雰囲気の客室


▼オプションのベビーベッドにはアメニティーも用意されていました(ベビーベッドは要事前予約、無料)

▼朝食は、和洋中+インドネシア料理のバイキング(要事前予約、有料)


▼プールは、屋外にも関わらず温水(!)だったので、息子もプールデビューしました!

なお、こちらのホテルの1泊のお値段は、約3万円。
(平日であればもう少し安いと思います)
もちろん安くはないですが、今回宿泊してみて、ここで体験できるサービスには値段以上の価値があると感じました。
また、日本や他の先進国でこの値段でこのレベルのホテルに止まることは難しいと思うので、バリ島旅行の際は、是非候補の一つに入れてみてはいかがでしょうか。
おわりに
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事では、バリ島旅行の記録とともに、バリで特に注意が必要な水‧蚊対策の方法や、赤ちゃん連れでも楽しめるスポットなどをご紹介しました。

なお、別の記事では、バリ島での交通手段についても詳しくご紹介していますので、よろしければ併せてお読み下さい。
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