【2019最新版】マレーシアでの出産費用まとめ〜検診・分娩・その他かかった費用総額と内訳を公開〜

この記事では、2019年7月に、マレーシアで第一子を出産した際にかかった出産費用についてお話します。

マレーシアでの出産費用は、私が妊娠した際に一番知りたかった情報なので、毎回の検診にかかった費用や出産・入院の費用など、内訳も含めなるべく詳しく書きました。

妊娠・出産時の状況→出産費用の総額と内訳→補足と感想の順に記載していきますので、お付き合いいただければ幸いです。

マレーシアでの出産費用

妊娠・出産時の状況

まずは、今回の出産費用の前提となる、妊娠‧出産時の状況について簡単にまとめました。

  • 初回の妊婦検診~分娩~産後の検診まで、全てマレーシアのグレンイーグルス病院で受診
  • 初回検診のみDr.タンレイセン、以降全てDr.テレサが担当
  • 初産、単胎妊娠
  • 経膣の無痛分娩で出産、陣痛促進剤も使用
  • 平日の夜に出産
  • 出産直後子宮内に傷が見つかり、手術室で処置
  • 入院期間は3泊4日(シングルルーム)

マレーシアでの出産費用<総額>

以上の条件の下、今回の出産にかかった費用の総額は、RM30,138でした。

日本円換算で、約777,000円です(2019年9月、記事執筆時のレートで計算しています)。

マレーシアでの出産費用<内訳>

上記総額のRM30,138には、定期妊婦検診(全12回+産後3回)、出生前診断(コンバインドテスト)、分娩‧入院費用、その他が含まれています。

その他は、定期妊婦検診以外で体調に不安があったために通院した際の費用(2回分)と、任意で参加した両親学級の代金、計RM400強です。

内訳は以下の表にもまとめました。

毎回の検診や、両親学級の様子についても別の記事にまとめていますので、気になる方は、あわせてご覧いただければと思います。

妊婦検診レポート記事一覧
両親学級レポート記事一覧

補足と感想

今回かかったマレーシアでの出産費用について、簡単に補足と感想も記載しておきます。

妊婦検診費用

まず、妊婦検診費用(全12回)の合計はRM8,978(約23万円)でした。
マレーシアでの出産の場合、日本のように自治体からの補助が出ないため、全額自己負担となります。

担当医のDr.テレサは、グレンイーグルス病院の中でも価格設定が高めのドクターとのことですが、表に記載の定期検診代を見ていただけるとわかる通り、毎回高いという訳ではなく、状況に応じて不要な検査は省略するなど、良心的な印象を受けました。

ちなみに、Dr.タンレイセンは、値段が安めでその分患者数が多いそうです(通訳さん談)。

分娩・出産費用

つづいて、分娩‧出産費用はRM19,913(約51万円)でした。

支払いは、入院時にRM5,000をデポジットとして預けておき、退院時に差額を支払う形です。

支払いにはクレジットカード・デビットカードも使用できました。

今回の出産では、分娩直後に子宮内に傷が見つかり、夜間に手術室での処置を行ったので、通常よりもRM4,000(約10万円)ほど多くの費用がかかってしまったようでした。

さらに、入院も3泊4日と少し長めだったので、その分でもいくらか加算されています。

(グレンイーグル病院ホームページのRoom Rate によると、シングルルームは1泊RM250ですが、そこに同伴者のベッド代(RM30)や、ドクターの回診代、健康チェック費用、薬代などなどが細かく加算されます)

グレンイーグルス病院はかなりの明朗会計で、退院時には、A4のコピー用紙20〜30ページに及ぶ詳細レシートを渡されました。
 

なので、1泊増える毎にいくらくらい加算されたのかも調べようはあるのですが、いかんせん量が膨大過ぎて読む気になれません(すみません)。

なお、海外在住であっても日本の出産育児一時金(約39万円)は受け取れるため、分娩‧出産費用のRM19,913(約51万円)の大部分はそちらでカバーできる予定になっています。

終わりに

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事では、マレーシアでの出産にかかった費用とその内訳をご紹介しました。

もちろん、同じグレンイーグルス病院で出産しても、妊娠中‧分娩時の母子の状況によって、出産費用にバラつきが発生するかと思いますが、一つの例として、この記事の内容が参考になれば幸いです。

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