この記事では、クアラルンプールのグレンイーグル病院で受けた、糖耐性試験(シュガーチャレンジ)の内容と費用をご紹介します。
糖耐性試験(シュガーチャレンジ)とは
経口ブドウ糖負荷試験は、糖尿病の診断方法のひとつ。糖尿病が疑われる患者に対し、10時間の絶食後に一定量のブドウ糖水溶液を短時間で飲んでもらい、意図的に一時的な高血糖を誘発させ一定時間経過後の血糖値の値から、糖尿病が存在するかどうかを判断する方法である。
引用元:ウィキペディア
妊娠中は血糖値が上がりやすくなるため、通常時よりも糖尿病のリスクが高まります。妊娠してから初めて糖尿病と診断された場合の病名が「妊娠糖尿病」で、妊婦さんが糖尿病になると、胎児が巨大児になったり、逆に胎盤の機能が弱まって栄養が行き届かなくなり未熟児として生まれてしまうリスクがあるそうです。
妊娠糖尿病の詳細については、以下のホームページにわかりやすい解説が載っていました。
兵庫県明石市のあさぎり病院は、眼科、産婦人科、内科、健診科で構成しており、最新の良質な医療を行えるように、スタッフが向上…
検査の受診場所
シュガーチャレンジは、Block A(スタバのあるビル)の2階にある血液検査専用のセンター(Lab)で受けます。Block Aの総合受付の後ろにあるエレベーターで2階まで上り、エレベーターホールから右に少し進んだところに受付がありました。
受付
受付で、シュガーチャレンジを受けたい旨伝えると、クリニックからの紹介状の提出を求められます。紹介状は前回の妊婦検診の際に渡されていた、A4のペラペラとした青と白の2枚ずりの紙でした。 その後整理番号を渡され、待合スペースで待つように言われます。
5分ほど待って、検査室に呼ばれました。
採血
採血は3回行います。1回目はボトル3本、2~3回目は各1本とのことでした。
採血1回目(9:00)
1回目のみ、本人確認のため名前と生年月日を聞かれ、その後早速採血が始まります。
検査技師さんはインド系の女性で、これまでの人生で受けた血液検査の中で一番スムーズでした。グーパーグーパーを繰り返した後拳を握り、きちんと血管が見えるまで待って確実に針を刺してくれました。

採血後、紙コップ1杯分のぬるい砂糖水を飲まされます。甘さはわたあめぐらいで、度肝を抜かれるような甘さではありませんでした。

それでも、急かされることなくゆっくり飲めるので、健康診断の時のバリウムに比べたら、よっぽど楽でした。
その後、10:05に再度戻ってくるように言われ1回目の検査は終了しました。
なお、1回目と2回目の採血の間に妊婦検診を受けたので、その記録を以下の記事にまとめています。
この記事では、妊娠8ヶ月(29週1日)にあたる5月中旬に受診した、5回目の妊婦検診の様子をお伝えしています。訪れたのは、今回もマレーシアのグレンイーグルス病院のTeresa Chow Clinic for Women(Dr.テレサ[…]
採血2回目(10:05)
2回目以降は整理券を渡されることはなく、待合スペースで待っているとすぐに名前を呼ばれました。
先ほどとは反対の腕から1本分採血を行いました。
採血3回目(11:05)
昨日の夜からの断食+4本分の採血のダメージで、何をする気力も起きず、Gフロアの総合カウンターのソファーでぼーっとしながら1時間を潰し、最後の採血を受けました。

検査結果
検査結果は、Labから担当のドクター(私の場合はDr.テレサ)に伝えられ、ドクターからメールでもらえるとのことです。
混雑具合によっても変動するとは思いますが、私の場合、11時過ぎに検査が終わり、その2時間半後の1時半にはドクターからメールがありました。驚異のスピード感です!
お会計
1回目の採血の後Labの受付で明細を渡され、Gフロアの総合カウンターで支払いをするよう言われました。
料金はRM141.70でした。
おわりに
今回は、糖耐性試験(シュガーチャレンジ)の受診の記録を記事にまとめました。今後検査を受ける方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。